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週刊アサヒ芸能(通巻三〇〇七号)平成十七年六月二日発行
30項31項見開きより

「全裸SEX教団」を元信者・被害女性が告発!

>独占入手!オンナ信者の「淫ら洗脳写真」
>「私は2000万円をダマし取られた」
>秘儀パーティーで「愛撫責め強制鑑賞」

「ポスト大川隆法」と評されたこともある東大卒の宗教家が
怪しげな教義で信者たちを洗脳する「SEX教団」。
秘密の儀式で下半身露出を強要された女性信者に、教祖や男性信者と猥褻行為をさせ、
霊感商法まがいの手口で信者から巨額の金をムシリ取る。
驚くべき教団の全貌を、独占入手した内部資料と元信者の告発で明らかにする。


野外で行われた「猥褻性戯」


 静岡県内にあるキャンプ場ー。
バンガローが立ち並ぶ、その中心広場で、約100人の男女が、ともされた証明の中、
広場に設けられたステージで始まったある「儀式」を息をのんで見ていた。
時刻は夜の8時をとうに回ったころだ。
 ステージには、やや額が後退した長髪の作務衣姿の男。
童顔で清楚な感じの20代後半の美女がその横のイスに座った。
ところが、彼女の姿といえば、上は蛍光色の黄緑色のヒモを粗く組み合わせただけ。
肌は乳首まで見え、下は何もつけず女性器がまる見えになっており、
観衆のほうに脚を大きく広げたのだ。
 ステージ上の男とは、問題の教団「ザイン」(本部・静岡県沼津市)
教祖の伯魔壬旭(はくまじんきょく)会長(65)で、女性は幹部信者のMメンバーだ。
そのあとの驚くべき展開を、この儀式に参加した20代後半の元信者・A子さんが、恥ずかしそうに明かす。

 

「伯魔が、Mさんを座らせたまま体に手を回して、さまざまに体の向きを変えた。
そしてその合間に、Mさんの股間をのぞき込むようにかがむと、性器の中に指を入れ、
強弱をつけてクチュクチュ動かしたんです。
数十秒そうして愛撫したかと思うと、またMさんの体を動かす行為に移り、この繰り返し。
20分ぐらい続いたと思いますが、Mさんはその間ずっと黙っていました。
終わると、観衆からは拍手が起こりました」

30項了

 この儀式を含むイベント全体の名称は「ザイン」信者のみが参加できる「ディオニュィッソスの秘祭」。
前述のキャンプ場を教団が借り切って、03年10月25日の午後から翌日午前にかけて行われた。
 イベントにはさらに淫猥な企画も含まれていたという。
その内容については後述するが、もう少し、この直後の展開についてA子さんの話に耳を傾けよう。

 

「もう1人、女性幹部信者のIさんがステージ上で全裸になり、伯魔に性器を愛撫されましたが、
彼女の場合は感じていたみたいで、アエギ声を上げてましたね。
そのあとは、観衆の信者たちが飛び入りで男女が舞台に出てきて、エッチな寸劇やダンスをしました。
寸劇の中には女性の放尿シーンまでありました。
女性は、ネグリジェや着物など衣装はいろいろですが、全員ノーパンで、舞台では、
性器が見えるようなポーズを取らなければならないんです。
 もともと儀式に参加した女性信者は、教義に従い、儀式の間中、下はノーパンですが、
みんなノリノリで、総勢数十名が舞台に上がって性器を見せていました。
その間、観衆の信者たちは、出された簡単な料理やチューハイなどを飲みながら、見ていたと思います。
ただ、トイレに行く以外は席を外すことはできない雰囲気でした」



 こんな痴態がなんと、翌日の朝まで繰り広げられたというのだ。


「お前は不幸になる」と脅迫


 ちなみに、前述の儀式で、伯魔会長に股間を愛撫されたMメンバーは、
「ザイン」がさまざまな「開運グッズ」を販売するため全国各地に展開しているアンテナショップ
「シオン」(*「Zion」とも、旧名称「金環食」)の広告キャラクターの1人。
 現在発売中の、ある占い雑誌の「シオン」広告では、Mメンバーは服を着て、愛くるしい笑顔。
A子さんが語る儀式での痴態とのギャップに戸惑うばかりだが、

 「彼女は、完全に伯魔の思想に洗脳されていて、恐らく会長とも関係を持たされている (31項了) はずです」(A子さん)

 そのシオンの在京支店を訪ねてみた。
1個数万円もするアクセサリーなどが整然と並び、一見占いグッズ店のようだ。
が、驚くのは壁にはられた「玉門講座」という、5月中旬に行われたイベントのチラシ。
シオンで売られている大小2個セット2万9400円の丸い小さい石「玉門」を使う「エクササイズ」を、
「ザイン」のある美人幹部が教える内容だが、彼女の言葉でこう書かれている。

<初めて『玉門』を知った方、『えっ何!?』
『膣に入れちゃうの!?』ときっとびっくりされちゃったことでしょう(後略)>


 そして、そのチラシの裏には、伯魔会長のこんな言葉が。

<女性器は単に男女交合の器ではなく、宇宙の根源的力がそこに備わっているのでないか、
と気付いたのは私ですから(後略)>



 何とも猥褻としか思えない儀式を行う一方で、セックスを連想させる物も含め、
高額な開運グッズを手広く販売するー。
まさに

「謎のセックス教団」と言うべき「ザイン」

に、ここにきて、元信者から疑問の声が続出しているのだ。

 30代の元男性信者・B氏が告発する。

「89年に株式会社の形で設立した『ザイン』は、もともと伯魔が幸運グッズを販売する一方、
自分が持つという超能力で20世紀末の動乱に備え、
世直しすることを目標に信者の武術訓練などをする団体でした。
 ところが、しだいに、教義に女性器信仰のようなものが加わった。
恋愛などの悩みで『シオン』を訪れる女性を洗脳し、信者にしたうえで、数々の卑猥な儀式に参加させ、
気に入った女性を選んで意のままにし始めたんです。」


30代の元信者・C氏も言う。

「大小さまざまな規模で頻繁に行われる儀式への参加費や、幸運グッズの値段も急騰。
消費者金融にローンを組まされ、破産寸前まで追い込まれる信者も増えていった。
中には、借金が原因で、周囲との関係が崩壊寸前になったケースもあった。
教団をやめようとすると電話やメールで『お前は不幸になる』と脅かされる。
まるで、霊感商法ですよ」



美人信者が局部に毛筆を・・・


 ここで、伯魔会長の経歴についてざっと触れておくと、
62年に東大土木工学科を卒業後、川崎製鉄に入社。(*入社後1年で退社)
退職後、数学塾を開きながら、哲学や易学を研究するうちに新しい宇宙哲学「神文学」を打ち立て、現在に至るという。
90年代初めには「小島露観」の名前で数誌の雑誌に登場していた。
例えば、<幸福の科学に最大の敵「ザイン」の開祖も「東大」卒>(「週刊新潮」91年10月31日号)
 といった具合で、雑誌では伯魔会長は、当時急成長で話題だった「幸福の科学」の大川隆法氏と同じ
「東大卒」の新興宗教家という点が注目され、そのユニークな「憂国の思想」が紹介されていた。
 が、不思議なことに、93年以降、伯魔会長はマスコミの取材には一切応じなくなる。
この間に「ザイン」は、大きな変貌を遂げていたのだ。

90年代後半ばに入信した30代の元信者・D氏が語る。

「私は、ある悩みを抱えていたんですが、雑誌広告で『ザイン』のことを知り、品物を購入する際に連絡先を伝えた。
電話や郵便物の攻勢が始まり、集会に出て伯魔の話を聞くうちに、なぜか彼の言葉にハマッてしまった。

ほとんどの信者はこのパターンです。


伯魔の教えは、簡単に言えば、心の清い人が不幸なのは負のエネルギーがたまったせいで、
それを破壊する『ザインエネルギー』をためれば幸福になれる。
それには、頻繁に送られてくる信者向けの教団パンフレットや幹部信者からの電話勧誘に可能なかぎり従い、
教団グッズを買って、イベントに参加すべきというわけです。
そのつど、出費は数万円から時には数十万かかる場合もありました」
 しかし一方、90年代後半から、パンフには、どこかエッチで意味深な言葉でイベントに誘う内容のものが増え、
実際に猥褻なイベントが急増したという。
 
 例えば、96,97年ごろには、

「女性信者が下半身をむき出しにして踊る儀式が、富士山麓の湖のほとりで行われていた」

(教団関係者)

 というし、01年5月に行われたイベント「希望玉復活エレウシス」のパンフには、こうある。

<急遽セットした第2部のパックリ姉妹ショーは必見の価値アリ>


 前出のB氏は、99年暮れに東京・港区のホールで開かれた「メガブロー」とうイベントの様子を振り返る。

「物品を数回買っただけの準信者も含め観衆は約1000人。
舞台では最初、剣舞などを披露していましたが、そのうち<上だけ着たノーパンの美人信者が現れ、

絵の具を付けた毛筆の柄のほうを局部に挿入し、
しゃがんで腰を動かして床にあらかじめ敷かれた紙に適当に模様を描き始めた。

 その紙を伯魔会長は拾い上げ、その『深い意味』を説明。 その場でオークションを始めると、洗脳された観衆に10万、20万という単位で売れてしまった。 さらに、女性信者がストリップを始め、客席からは  (32項了

万単位の”おひねり”が飛び交っていました」

 部外者にはただのおふざけにしか思えないが、

洗脳された信者には何よりもありがたい秘儀

というわけである。


密室での「儀式代」が7万円


 冒頭の「ディオニュィッソスの秘祭」について、前出・A子さんが再び言う。

「夕方に始まった儀式では、まず全員がグループに分かれて、近くの浴場で混浴。
そのあと目隠しして綱引きのようにヒモを持ち、伯魔が地面に描いた幾何学模様の上をみんなで歩く儀式が続きました。」

 そのあと、冒頭の流れになるのだが、その裏で、もう1つの

過激な企画が進行

していた。
イベントのパンフを見ると、

「朱雀の館」

とタイトルがあり、
冒頭の衣装にパンティをつけただけの前出・Mメンバーの写真。
その横に、

<Bodyへのおさわり>

<特別オプション(ローション系)>

といった言葉と、それぞれ数万円単位の料金が並ぶ。
 また

「竜宮城」

という文字の下には、同様の姿の前出・Iメンバーの写真とともに、

<入城料(指の巻貝)¥30000>

<スペシャルオプション(根の巻貝)¥70000>

という妖しい言葉が踊る・・・・。

「どちらも、MさんとIさんが広場とは別の密室の会場で行う

”密儀”

で、 いちおう女性も参加できるけど、主に男性信者が予約をしたようで、寸劇が行われている真夜中、
観衆から1人消え、二人消えしていました。
『根の巻貝』というのはセックスそのものを指すようです」(A子さん)
 しかし、このあと、しばらくしてIメンバーは教団をやめてしまったという。

「MさんとIさんは女性信者から選ばれた伯魔お気に入りの美女軍団『ホーリー・ナイテス』の一員でした。 ほかにも『アライド・アマゾネス』という美女軍団もあり、後者のメンバーの1人は、 今年3月の教団イベントで性器に墨を塗って、紙に魚拓みたいに押しつけていたそうです。 別のメンバーは、伯魔と、『セックスしたい』と口グセのように語っていました」(A子さん)


 こんな淫猥な実態もさることながら、前述のように、多額の借金を抱える信者が急増中で、問題化しているのだ。
数年前に教団を脱会した別の女性信者・E子さんが打ち明ける。

「私は、恋愛に悩んで『シオン』の品物を買って入信したんですが、 当初イベントで『自然に戻る』といった耳ざわりのいい言葉を聞いているうちに、伯魔に洗脳されてしまった。 それで言われるまま、イベントやグッズを買って、2000万円を超える大金をつぎ込んでしまったんです」


 一連の疑惑について伯魔会長に問いただすべく「ザイン」本部を訪ねてみた。
広報担当者は初めはにこやかに応対していたが、取材の趣旨を告げたとたん、
突然来訪したことを理由に一切ノーコメント。

その後、伯魔会長は広報を通じて、

「『神文学』を全部読んできたならば会おう。それ以外の者には会わない。」


 と、不可解なコメントを残すのみだった。

「『ザイン』の登録信者数は01年ごろの最盛期で約400人。 教団の問題が浮上し、現在は半分程度になっていますが、準信者、顧客リストなどを含めれば、すそ野は広い。 元信者の間では『被害者の会』結成の動きもあります」(前出・B氏)


 妖しげな

”セックス密儀”

を実践し、若い男女が群れ集う「ザイン」。
その謎は深まる一方なのである。(以下次号)
33項了

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